2018年12月18日更新.3,342記事.5,770,694文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。
アリセプト

ドネペジルは、わが国では1999年に発売され、2011年の春までは唯一のAD治療薬であった。
世界においても最も使用量も多く、最も多くのエビデンスを有している薬剤である。
特徴は、血中半減期が健常人で約90時間と長く、1日1回の服用で安定した作用を発揮する点にある。
徐々に血中濃度が上昇することにより、消化器系の副作用(吐き気、嘔吐)が生じにくい。
また、ドネペジルには、口腔内崩壊錠(OD錠や比較的堅く製造された速崩錠)、フィルムコート錠、細粒剤、ゼリー剤(はちみつレモン味)の4剤形があり、ゼリー剤は固形薬や散薬の内服を忌避する患者に服用させやすい。